
painting work
外壁塗装工事
美観のみを目的として表面的に「奇麗に仕上げるだけの塗装工事」と、「建物を保護するためにしっかりと考えられた塗装工事」には大きな隔たりがあり、工事の内容次第では建物の性能や寿命に大きく影響を及ぼします。塗装工事において実際に何が重要かと問われれば、最も重要なのは下地です。これは、防水工事やシーリング防水工事とも共通していることですが、表面から見え難い部分だけにおろそかにされ、早期に不具合を生じるケースが後を絶ちません。
当店では、塗装工事業の建設業許可を取得しております。防水工事のノウハウを生かし耐久性を考慮したワンランク上の外壁塗装や、屋根等の遮熱塗料の施工も行なっております。「どんな色にしたらいい?」、「どんな塗料を使えばいい?」など、建物の塗替えでお困りでしたらお気軽にご相談ください。
塗り替え時のサイン
建物の表面は塗料が作る膜「塗膜」によって紫外線や酸性雨などから守られています。しかし、塗膜は日に日に劣化していきます。塗り替えの検討に先立ち、まずは建物の状態をチェックしましょう。
同じ建物でも方角によって劣化や汚れの状況が異なる傾向があります。また、顔料の成分や樹脂の種類によっても劣化状況に大きな違いがでます。

チョーキング

シーリングの劣化

塗膜のはがれ

ひび割れ

欠損や爆裂

木部の劣化

藻やコケの発生

金属部の発錆
塗り替え
外壁塗装の施工事例

施工前
モルタル部分に複数のひび割れが見られ、サイデイング部分では目地シーリングが傷んでいました。また、日当たりのよい立地条件のため、色褪せが見られます。

施工後
ひび割れの処理やシーリングの打ち換え等、丁寧に下地補修を行いました。紫外線による塗膜劣化対策としてラジカル制御形シリコン系高対候性塗料で仕上げました。

施工前
開口部周り防水不良やあいじゃくり等からの吸水によって、塗膜の浮きやはがれが随所に見られます。ナチュラルな配色で雰囲気を変えたいとのご要望でした。

施工後
脆弱塗膜の除去やパテ処理を入念に行いました。上塗りには、塗料製造メーカーが想定している耐用年数が20年のハイブリッド無機系塗料を使用しています。

施工前
経年による全体の色褪せや、建物挙動の影響で生じたと思われるALCパネルのひび割れや欠損、パネル間目地シーリングの破断や剥離が随所に見られます。

施工後
ALC専用補修材で欠損補修を行い、ALC専用弾性パテ材でひび割れ補修を行いました。ALCパネル間目地には、ポリウレタンシーリング材を充填しました。

施工前
外壁は窯業系サイディングと金属サイディングを併用しており、それぞれに合った下塗り材を使用します。また、鉄部の塗膜が広範囲で剥離していました。

施工後
建具の白色をアクセントにして、相性のよいブラウン色をベースカラーにしました。砂や埃の汚れが目立ちにくく、綺麗な外観を維持しやすいメリットがあります。

施工前
ALCパネルは優れた特徴を持つ建材ですが、表面強度が弱く、吸水性が大きいなどのマイナス面も併せもっています。定期的なメンテナンスが必要です。

施工後
クラックのパテ処理や欠損部補修を入念に行いました。パネル間目地の全数にシーリング材を充填しました。モノトーン配色で落ち着いた雰囲気に変わりました。

施工前
塗膜は経年劣化で色褪せており、目地シーリングにも傷みが生じています。日当たりのよい立地の為、耐候性に優れたラジカル制御形塗料を提案しました。

施工後
シーリングの打ち換えでは、既存シーリングを目地底まで完全に取り除く事が重要です。この作業を疎かにすると新しいシーリングの耐久性に影響がでます。
